感染症 その1~麻疹(はしか)~ youtube

 
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麻疹とは?
感染症法に基づく5類感染症全数把握疾患。
また、学校保健法に基づく第2種の感染症に属し、登校基準としては、「発疹に伴う発熱が解熱した後3日を経過するまで出席停止とする」と述べられています。
icon-arrow3-g 麻疹とは NIID 国立感染症研究所

麻疹 感染症の話 国立感染症研究所
麻疹(measles)は感染症法に基づく4類感染症定点把握疾患であり(註:2003年11月施行の感染症法一部改正により、5類感染症定点把握疾患に変更)、その報告は全国約3,000カ所の小児科定点より毎週なされる。
また、学校保健法に基づく第二種の伝染病に属し、登校基準としては、「発疹に伴う発熱が解熱した後3日を経過するまで出席停止とする」と述べられている。
感染性は非常に高く、感受性のある人(免疫抗体を持たない人)が暴露を受けると90%以上が感染する。
年齢では1歳にピークがあり、約半数が2歳以下である。
 
わが国の1歳児の麻疹ワクチン接種率は約50%と極めて低く、患者のほとんどが予防接種未接種である。
また我が国では麻疹による死亡例が毎年報告されており、厚生省(現厚生労働省)の人口動態統計をみると、数千人の麻疹による死亡者が出ていた50年前と比較すると死亡数の減少は著しいが、現在もなお数十名の死亡例があり、年齢的には0~4 歳児が大半を占め、特に0、1歳児の占める割合が多い。

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