薬ネット販売、市販薬へ切り替え後3年で解禁へ 医療ニュース 幸畑薬局

薬ネット販売、市販薬へ切り替え後3年で解禁へ

2013年10月11日 読売新聞

 政府は10日、一般用医薬品(市販薬)のインターネット販売について、医師の処方箋が必要な医療用医薬品から市販薬への切り替え後3年が経過すれば、原則として解禁する方向で調整に入った。
 
 現在の市販薬約1万1400品目のうち、副作用のリスクが高い「劇薬」5品目以外はネット購入が可能になる。

 市販薬のネット販売の原則解禁は、政府が6月にまとめた「日本再興戦略」に明記されるなど、安倍政権の成長戦略に位置づけられている。消費者の利便性を高めると同時に価格競争を促し、ネット商取引を拡大させる狙いがあり、その後も政府の規制改革会議が市販薬すべての解禁を求める意見書を出していた。

 これに対し、医薬品行政を所管する厚生労働省は、切り替え後のリスク評価が定まるまでに一定の期間が必要と判断。3年の間に監視や検証を行い、問題が生じなければネット販売を解禁することにした。政府は15日召集の臨時国会に薬事法改正案を提出する考えで、2014年中にも新ルールでのネット販売がスタートする。

 

赤ちゃんに障害「先天性風疹症候群」って何

THE PAGE

 妊婦が風疹にかかったため生まれてくる赤ちゃんが目や心臓に障害を持つ「先天性風疹症候群」(CRS)が増えています。特別の治療法はなく、風疹の予防接種で妊婦への感染を防ぐことが大事です。
 
 CRSでもっとも多い症状は、白内障、心臓の形の異常、難聴の3つです。そのほかにも、緑内障、網膜の異常、小頭症、精神発達の遅れ、髄膜脳炎、肝臓や脾臓(ひぞう)が腫れる、皮膚に紫色のまだらができるなど、可能性のある症状は多岐にわたります。

関連URL

 

東北薬科大が医学部構想 15年度開設目途に

2013/10/11 18:36 【共同通信】

 東北薬科大(仙台市)は11日、2015年度を目標に医学部開設を目指すと発表した。記者会見した高柳元明学長は「地域医療に貢献する使命感を持った医師を養成したい」と話した。

 定員は100人で、東北地方全体で10人程度の地域特別枠を設置する。特別枠の学生は卒業後、9年間は大学が指定する東北の病院への勤務を義務付ける。

 

18日から放射線治療の学術大会 青森

東奥日報

 日本放射線腫瘍学会は18日から20日まで、青森市のホテル青森などで「超高齢化社会における放射線治療の役割と責任」をテーマに第26回学術大会を開く。
放射線治療に関わる全国の関係者約2500人が参加し、放射線治療の最新情報を交換するほか、20日の市民公開講座では、放射線治療が高齢者のがん治療に有効であることなどを説明する。

コメントは受け付けていません。