薬ネット販売、28品目は例外 厚労省、条件厳格化へ 医療ニュース 幸畑薬局

教職員ら自己注射薬「エピペン」実習…山形

2013年10月9日 読売新聞

 東京都調布市の小学校で昨年12月、食物アレルギーによる死亡事故が起きたことを受けて、山形県教委と文部科学省などは8日、アナフィラキシーショックの症状を和らげる自己注射薬「エピペン」の実習などを盛り込んだ教職員ら向けの研修会を県内で初めて開いた。

 エピペンは長さ15センチ、直径2センチ程度の注射薬で、本体を握って先端を太ももに強く押し当てると、中から針が出てアドレナリン薬液が注入される。ショック症状が出てから30分以内に投与する必要があり、効果の持続時間も10~15分程度と短いため、注射後はすぐに救急搬送する必要がある。

 
エピペン(Epinephrine autoinjector)
ハチ刺傷、食物アレルギーなどによるアナフィラキシーに対する緊急補助治療に使用される医薬品である。アナフィラキシーを起こす可能性の高い患者が自宅に常備することで、発症の際に医療機関へ搬送されるまでの症状悪化防止に役立っている。
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花王、カネボウと開発・生産統合…白斑問題受け

2013年10月9日 読売新聞

 カネボウ化粧品の美白化粧品で肌がまだらに白くなる白斑被害が起きたとみられる問題で、親会社の花王は8日、再発防止のため、両社の研究開発部門と生産部門を統合すると発表した。

 花王の持つ化学薬品製造のノウハウなどを生かして、安全性を確保し、信頼を高める狙いだ。

 

「ポストポリオ症候群」紹介

2013年10月9日 読売新聞

 幼い頃ポリオ(脊髄性小児まひ)にかかった人が後年、筋力低下などの障害を起こす「ポストポリオ症候群(PPS)」を知ってもらおうと、患者らの団体全国ポリオ会連絡会(神戸市)が活動を続けている。対処法などを紹介する「ポストポリオと生きる」を発行した。

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薬ネット販売、28品目は例外 厚労省、条件厳格化へ

市販薬(一般用医薬品)のインターネット販売について厚生労働省は、医療用から切り替わったばかりの薬など28品目は例外とし、ほかの市販薬よりも厳しい条件を課す方針を固めた。ネット販売には事実上高いハードルで、市販後、一定期間を経て安全性を確認できた薬に限って認める。8日に厚労省の専門家会議がまとめた報告書を踏まえた。

  

オックスフォード大が漢方研究

NHK NEWS WEB

漢方薬がどのようにして人体に効果をもたらすのか、その全容を解明しようと、イギリスのオックスフォード大学と日本の医薬品メーカーが共同研究に乗り出すことになり、将来はアルツハイマー病などに効く新しい漢方薬の開発も目指すとしています。

これは、医療分野で世界でも最高水準の研究を行っているオックスフォード大学と、漢方薬を製造している日本の医薬品メーカー「ツムラ」が8日、ロンドンで記者会見を開いて明らかにしたものです。

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