風疹患者ピーク過ぎるも横這い
食物アレルギー 戸惑い広がる現場
食物アレルギーをめぐって一部の現場では戸惑いが広がっています。
小中学校の給食を食べてショック症状を起こす事故は毎年300件前後。中には、重い症状に陥るケースも少なくありません。こうした場合の応急処置に使われるのが、「エピペン」と呼ばれる注射薬です。筒の中に薬と針が入っていて、太ももに打つことで、症状を一時的に緩和することができます。できるだけ早く打てるかどうかで生死がわかれるとも言われています。国は、ガイドラインで、本人が打てない場合は、教職員や保育士が打つことを求めています。ところが、エピペンの持ち込みや使用を拒む現場もあって、行き場を失う子どもまで出てきているのです。
ビタミンD不足 卵子減少に影響か
体脂肪率が低かったりビタミンDが不足したりしている女性は、若いうちに卵子の数が減少する傾向があり、将来、不妊につながる可能性があることが順天堂大学などの研究グループの調査で分かりました。
薬を飲み忘れないために! アプリで工夫
海外で進むスマートフォン向けの「服薬支援アプリ」
薬をきちんと飲み続ける。この世界共通の課題に対し、海外では、次のようなユニークなサービスが登場し始めています。
マダニが媒介、回帰熱患者を国内初確認 北海道で2人
マダニを介して感染し、発熱を繰り返す回帰熱の患者が北海道で2例見つかったことが3日、分かった。厚生労働省によると、海外から持ち込まれた例を除き、国内での感染確認は初めて。同省は疑いがある事例を報告するよう全国の自治体に通知した。
「乳アレルギー」の誤解…離乳食で牛乳デビューが望ましい
「牛乳デビュー」はできるだけ遅い方が、子供が乳(にゅう)アレルギーになりにくい-。離乳期の子供を持つ保護者の中に、こう思っている人は少なくない。かつて主流だったこの考えに科学的根拠はない。牛乳を与え始めるタイミングを遅らせたからといって、アレルギーの発症予防になるという効果は認められていない。離乳期は子供が味覚を覚える大事な時期。カルシウムやビタミンB群などが豊富な牛乳・乳製品を上手に活用しよう。
シマアザミに「メタボ改善効果」確認 鹿児島県徳之島町など
鹿児島・奄美群島などに自生する植物「シマアザミ」にメタボ改善効果があるとして、徳之島町と琉球大、NPO法人奄美機能性食品開発研究会が2日、奄美市のホテルで報告会を開いた。
マウスを使った実証実験で、肝臓や皮下の脂肪の蓄積を抑える作用が確認されたという。町などは今後、臨床実験を進め、徳之島での生産体制の確立や、健康食品の開発を進める。