インフル患者わずかに減少 「水準高いまま」と厚労省

2013/02/08 16:50 【共同通信】

infl 国立感染症研究所は8日、1月28日~2月3日の1週間に全国約5千の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1機関当たり35・82人で、前週の36・44人からわずかに減少したと発表した。

 例年の傾向では患者数が減り始めると次のシーズンまで大幅な増加はみられず、全国的には流行のピークを越えた可能性がある。ただ都道府県別では30道府県で前週よりも報告数が増加。厚生労働省の担当者は「多くの地域では依然として高水準なままで注意が必要だ」と指摘している。

 この1週間で全国の医療機関を受診した患者数の推計は約208万人で、前週の約214万人から減少。

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