甲府共立病院でインフル13人感染、1人死亡…山梨

2013年1月6日 読売新聞

infuru5甲府市宝の甲府共立病院は5日、入院患者と職員計13人がインフルエンザに集団感染し、80歳代男性が4日午後に死亡したと発表した。ほかの12人の症状は軽く、全員快方に向かっているという。

 同病院によると、インフルエンザに感染したのは50~90歳代の入院患者11人と、20~30歳代の職員2人。このうち患者4人と職員2人は予防接種をしていた。

 死亡した男性はインフルエンザとノロウイルス感染を併発し、死因は多臓器不全だった。どちらが直接の死因かは断定できないという。男性は神経疾患で昨年11月から入院していた。同病院では12月30日から、入院患者や職員にインフルエンザの症状が見られ、1月1日に院内で検査をした結果、8人が感染していることが分かった。

 多くの感染者が、食事やリハビリのために共同で使う特定の「デイルーム」を利用しているという。12月27日には、このデイルームを利用していた入院患者に38度の発熱が見られ、1日にインフルエンザ感染が確認されていることから、感染源になった可能性が高いという。同病院では、発熱した場合はデイルームの利用を控えるよう呼び掛けていたが、利用禁止などの措置はとっていなかった。

インフルエンザとノロ感染併発、甲府で男性死亡

2013年1月6日10時05分 読売新聞
 甲府市宝の甲府共立病院は5日、入院患者と職員計13人がインフルエンザに集団感染し、80歳代男性が4日午後に死亡したと発表した。

 ほかの12人の症状は軽く、全員快方に向かっているという。

 同病院によると、インフルエンザに感染したのは50~90歳代の入院患者11人と、20~30歳代の職員2人。このうち患者4人と職員2人は予防接種をしていた。

 死亡した男性はインフルエンザとノロウイルス感染を併発し、死因は多臓器不全だった。どちらが直接の死因かは断定できないという。男性は神経疾患で昨年11月から入院していた。同病院では12月30日から、入院患者や職員にインフルエンザの症状が見られ、1月1日に院内で検査をした結果、8人が感染していることが分かった。

 多くの感染者が、食事やリハビリのために共同で使う特定の「デイルーム」を利用しているという。12月27日には、このデイルームを利用していた入院患者に38度の発熱が見られ、1日にインフルエンザ感染が確認されていることから、感染源になった可能性が高いという。同病院では、発熱した場合はデイルームの利用を控えるよう呼び掛けていたが、利用禁止などの措置はとっていなかった。

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