青森県が31日にまとめたインフルエンザ発生状況(21~27日)によると、県内65の定点医療機関から報告のあった患者数は前週の約1・7倍に増加。県内全域に警報、注意報が発令され、上十三、むつの両保健所管内では警報が継続されている。
県保健衛生課によると、患者数は計1983人で前週から827人増えた。
定点当たりでは、むつが62・5人(前週39・0人)、上十三が58・89人(同33・78人)で、前週に警報レベルの30人を超えた両保健所管内でさらに急増している。
注意報が出ている八戸も28・64人(同18・29人)と警報レベルに迫っている。
青森市、東地方も注意報が継続。
弘前、五所川原には新たに注意報が発令され、県内全域で流行レベルに達した。
今後もさらに増加する可能性があるため、同課は予防策として外出後の手洗い、他人に感染させないためのマスク着用の徹底を呼び掛けている。
新型インフルエンザ・ニュースレター@青森県
青森県ホームページ 新型インフルエンザ・ニュースレター@青森県
県内インフル患者 前週の1.7倍
1月21日から27日までの1週間の県内のインフルエンザ患者報告数(64医療機関)は1983人で前週(14~20日)の1156人から1.7倍に増えたことが31日、県のまとめで分かった。
基幹医療機関6カ所の1月の入院患者届け出数は前週比26人増の計76人になった。
県は同日、弘前、五所川原の各保健所管内にインフルエンザ注意報を発令。
上十三、むつ保健所管内の警報と、東地方・青森市管内、八戸管内の注意報は継続されており、県内全ての保健所管内に警報・注意報が出されたことになる。
県は、手洗いなどの予防策や早期受診を呼び掛けている。