厚生労働省の秋葉賢也副大臣は１５日の衆院厚生労働委員会で、世界保健機関が推奨する水痘、おたふくかぜ、Ｂ型肝炎、成人用肺炎球菌の４ワクチンを事実上無料となる定期接種に追加することを検討する考えを示した。
自民党の豊田真由子氏の質問に答えた。４ワクチンの定期接種化には年間約１１００億円の公費がかかるとされており、どのように財源を確保するかが課題となる。
予防接種をめぐっては、厚労省の専門部会が昨年５月、４ワクチンを含む計７ワクチンの定期接種化を求める提言をまとめている。政府は、残りの３ワクチンを４月以降に定期接種にする法改正案を今国会に提出している。
