ウイルスに関する正しい知識を学びましょう。

今回は、細菌とウイルスの違いについて説明します。
感染症って何?
感染症ってなんですか?
感染症とは、細菌、ウイルス、心筋、寄生虫などが体に侵入して、症状が出る病気の事です。
ウイルス、細菌、リケッチア、スピロヘータや真菌類などを病原微生物といいます。
細菌とウイルスの違い
- 大きさ
- 基本的な構造
ウイルス: 数十nm(ナノ)から数百nm
細菌: 1マイクロメートル前後
細菌は光学顕微鏡で見る過渡ができますが、ウイルスは電子顕微鏡を使わないと見ることが出来ません。
ウイルス: 中心に核酸があり、それを取り囲むカプシドというタンパク質から構成されている。

細菌: 細胞膜と細胞壁を境にして、細胞の外に線毛や鞭毛、細胞の内側には染色体とリボソームがある。

ウイルスは単独では増殖できません。人の細胞の中に侵入して増殖します。
細菌は抗生物質で治療する事ができます。しかし、ウイルスは細胞膜がなく人の細胞に寄生しているため、抗生物質は効きません。
ウイルスはたんぱく質と核酸から構成され、細胞の外で自ら増えることができません。