【モスクワ共同】ロシア南部ウラル地方のチェリャビンスク州周辺で15日午前9時20分(日本時間午後0時20分)ごろ、隕石が上空で爆発し、ロシア内務省によると同州の3カ所に破片落下の痕跡が見つかった。
人口密集地への落下は免れたが衝撃波で大気が激しく振動。チェリャビンスク市によると、割れたガラスの破片による切り傷などで725人が市内で手当てを受けた。
非常事態省によると、各地で112人が入院した。死者はいなかった。隕石落下で多数の負傷者が出るのは極めて珍しい。
プーチン大統領はプチコフ非常事態相に被害の把握と被害者支援を急ぐよう指示した。