RSウイルス、東京や九州で感染拡大- 過去10年で最多、例年より早く流行か
キャリアブレイン
冬季に流行するRSウイルス感染症の患者数が、東京や福岡などで増え始めている。国立感染症研究所感染症疫学センターのまとめでは、8月26日―9月1日の週のRSウイルス患者報告数(小児科定点医療機関約3000か所)は、調査を開始した2003年以降の同期比で最多の2004人となった。乳幼児が重症化するケースもあることから、患者が増加傾向の自治体は警戒を強めている。
ビタミンD、Mg欠乏はCOPD患者のQOLと関連
日経メディカル オンライン
ビタミンD、マグネシウム、カルシウムの欠乏はCOPDの増悪との関連が報告されている。そこでCOPD患者の血清ビタミンD、マグネシウム、カルシウムを測定し、肺機能やQOLとの関連を調べたところ、1秒量(FEV1)との関連はいずれも見られず、ビタミンDとマグネシウムについてはQOLとの関連が見られた。9月7日から11日にスペイン・バルセロナで開催された欧州呼吸器学会(ERS2013)で、デンマークAarhus University HospitalのSarah Hashim Ali Hussein氏らが報告した。
食中毒菌検査迅速に 名城大と島津製作所、システム共同開発…愛知
2013年9月12日 読売新聞
愛知県が支援する産学官共同の「食の安心・安全技術開発プロジェクト」(リーダー=田中三郎・豊橋技術科学大教授)は、食品に含まれる食中毒菌の検査時間を従来のほぼ半分に短縮できるシステムを開発したと発表した。
食中毒の未然防止のほか、食品製造業者や流通業者の損害を減らす効果が期待できるという。