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令和8年度調剤報酬改定

令和8年度 調剤報酬改定 情報ページ | 幸畑薬局
施行日 令和8年(2026年)6月1日より施行 / 改定率:診療報酬本体 +3.09% 調剤 +0.08%
REIWA 8 / 2026

令和8年度
調剤報酬改定 完全ガイド

厚生労働省告示 令和8年3月5日 / 青森県内調剤薬局向け情報まとめ

+3.09%
診療報酬本体改定率
+0.08%
調剤改定率
2026.6.1
施行日

今回の改定の主要テーマ

🏘️
門前から地域へ
薬局ビジョン達成に向けた改定。都市部の門前薬局・医療モール内薬局の処方箋集中率が85%超の新規開設に対して減算を新設。地域密着型薬局を評価する方向へ。
💴
賃上げ・物価対応
「調剤ベースアップ評価料」を新設。40歳未満の勤務薬剤師等の賃上げを支援。「調剤物価対応料」(3月に1回)も新設し、物価高騰への対応を図る。
🤝
かかりつけ薬剤師の再編
かかりつけ薬剤師指導料(包括管理料)を廃止し、服薬管理指導料に統合。患者の同意方法をお薬手帳へ変更するなど、制度が根本から見直された。
💊
後発品・OTC類似薬見直し
後発医薬品調剤体制加算と地域支援体制加算を統合し「地域支援・医薬品供給対応体制加算」へ。エンシュア等の栄養保持目的利用は保険給付対象外に。
📱
医療DX推進
マイナ保険証の更なる推進。「医療DX推進体制整備加算」を「電子的調剤情報連携体制整備加算」へ名称変更。電子処方箋の活用を推進する。
🏥
在宅・対人業務の評価強化
在宅患者訪問薬剤管理指導料の算定間隔を「6日以上」から「週1回」算定に見直し。かかりつけ薬剤師による継続的な服薬指導への加算を新設。

改定率の詳細

令和8年度 診療報酬改定率(令和8〜9年度の2年度平均)

+3.09%
診療報酬本体(全体)
+0.28%
医 科
+0.31%
歯 科
+0.08%
調 剤
※内訳:①賃上げ分 +1.70% ②物価対応分 +0.76% ③食費・光熱水費分 +0.09%
④経営環境の悪化を踏まえた対応 +0.44% ⑤効率化 ▲0.15% その他 +0.25%
※令和8年度単年:+2.41%、令和9年度:+3.77%

主要改定ポイント詳細

💊 調剤基本料の見直し 改定

  • 調剤基本料1・3ハ:面分業推進のため、物価高騰分に加え1点が増点(地域密着型薬局を優遇)
  • 300店舗以上基準の廃止:「同一グループの保険薬局の数が300以上」の基準を廃止(調剤基本料3のロ・ハの施設基準から削除)
  • 医療モールの取り扱い変更:処方箋集中率の計算で、医療モール内の複数医療機関を1医療機関と見なす
  • 新規門前薬局への減算新設:都市部の門前薬局・医療モール内薬局で処方箋集中率85%超の令和8年6月1日以降開設の薬局に減算を適用

💴 調剤ベースアップ評価料(新設) 新設

  • 対象職員:40歳未満の勤務薬剤師(開設者・管理者・業務委託による勤務者を除く)および事務職員等
  • 令和8年度:処方箋受付1回につき4点を算定
  • 令和9年6月以降:所定点数の200%(段階的引き上げ)
  • 要件:得られた報酬は全て対象職員のベースアップに充てることが必要。厚生局へ届出が必要

📦 調剤物価対応料(新設) 新設

  • 算定:処方箋を受け付けた場合に、3月に1回に限り算定可能
  • 令和8〜9年度:段階的な評価。令和9年6月以降は所定点数の200%に相当する点数で算定
  • 目的:物価上昇(人件費・医療材料費・光熱水費等)への対応として新設された加算

🤝 かかりつけ薬剤師に関する評価の見直し 改定

  • かかりつけ薬剤師指導料・包括管理料の廃止:服薬管理指導料に統合。制度の根本的な見直し
  • 患者同意の方法変更:これまでの同意書からお薬手帳による同意取得へ変更
  • 継続的な服薬フォロー加算(新設):かかりつけ薬剤師が電話等により服薬状況・残薬状況の継続的な確認・指導を実施した場合に加算を新設
  • 残薬対策・在宅訪問:かかりつけ薬剤師が患家を訪問して残薬対策を実施した場合の加算を新設

🏘️ 地域支援・医薬品供給対応体制加算(新設) 新設

  • 旧:地域支援体制加算・後発医薬品調剤体制加算を統合し、新たに5区分の「地域支援・医薬品供給対応体制加算」として再編
  • 加算1:旧・後発医薬品調剤体制加算を引き継ぐ区分
  • 加算2〜5:旧・地域支援体制加算を引き継ぐ区分(段階的な評価)
  • 地域の医薬品供給:他の保険薬局への医薬品分譲実績(直近1年間)が要件に追加

📋 調剤管理料・残薬調整関係の見直し 改定

項目名 点数 備考
調剤時残薬調整加算 新設 50点※ / 30点 服用薬剤の一元的管理に基づく薬剤調整を評価
薬学的有害事象等防止加算 新設 50点※ / 30点 旧:重複投薬・相互作用等防止加算を改称・見直し
吸入薬管理指導加算 6月に1回 喘息・COPD・インフルエンザ患者対象
特定薬剤(ハイリスク薬)管理指導加算 引き続き算定可能(要件等確認を)

※点数については疑義解釈等で変更の可能性があります。厚生局通知をご確認ください。

🏠 在宅薬学管理の見直し 改定

  • 訪問頻度の拡大:在宅患者訪問薬剤管理指導料の算定間隔が「6日以上」から「週1回」算定に見直し(柔軟な対応が可能に)
  • ポリファーマシー対策:医師・薬剤師による同時訪問の評価を推進。残薬対策も重点的に評価
  • 在宅薬学総合体制加算:施設基準・届出要件を確認のうえ算定
  • 無菌製剤処理加算:引き続き算定可能。要件等は最新通知を確認

📱 医療DX・マイナ保険証関係 改定

  • 加算名称変更:「医療DX推進体制整備加算」→「電子的調剤情報連携体制整備加算」へ名称変更・内容見直し
  • マイナ保険証:さらなる活用推進。マイナンバーカードによる本人確認を推奨
  • 電子処方箋:医師・病院薬剤師と薬局薬剤師の協働による医薬品適正使用等の推進
  • 医療情報取得加算:引き続き評価。オンライン資格確認体制の整備が前提

改定スケジュール

令和7年12月9日
令和8年度診療報酬改定の基本方針決定 社会保障審議会医療保険部会にて基本方針を決定。「物価・賃上げ対応」「門前薬局見直し」「かかりつけ機能強化」が重点課題に。
令和8年2月13日
個別改定項目(短冊)発表 中医協総会にて個別改定項目を公表。各加算・点数の具体的な内容が明らかに。
令和8年3月5日
厚生労働省告示・通知発出 診療報酬の算定方法改正(告示第69号)。調剤点数表が公表。施設基準等の届出手続き開始。
令和8年3月27日〜31日
関連通知・疑義解釈発出 各種関連通知が発出。経過措置・疑義解釈も随時公表。
令和8年4月20日〜5月1日
施設基準届出チェックリスト公表・訂正 厚生局への届出チェックリスト送付・一部訂正が行われた。届出漏れがないか最終確認を。
🔴 令和8年6月1日(施行日)
新点数表 施行 令和8年(2026年)6月1日より新調剤報酬点数表が施行。レセプトコンピュータの更新、届出の完了を確認すること。

薬局対応チェックリスト

令和8年6月1日施行前に確認しておくべき主要事項をまとめました。

📝
施設基準の届出確認 調剤基本料区分・各加算の届出内容を最新通知に照らして確認。変更がある場合は厚生局への届出を完了させる。
💴
調剤ベースアップ評価料の届出 40歳未満の勤務薬剤師等の賃金改善体制を整備し、届出を行う。賃上げ計画書等の準備も必要。
💻
レセコン・システム更新 新点数に対応したシステムアップデートをベンダーに確認。6月1日前に完了させる。
🤝
かかりつけ薬剤師の同意取得方法変更 お薬手帳による同意取得に変更。患者への説明・同意書の廃止・お薬手帳への記載方法を整備する。
💊
地域支援・医薬品供給対応体制加算の確認 旧加算からの統合。区分・要件(医薬品分譲実績等)を確認し、算定する区分の届出を行う。
📱
マイナ保険証・電子処方箋対応 電子的調剤情報連携体制整備加算の届出要件を確認。マイナンバーカードリーダーの動作確認も行う。
🏠
在宅業務の算定要件再確認 訪問薬剤管理指導料の頻度変更(週1回)に合わせ、計画・記録様式を見直す。
📋
OTC類似薬・保険給付変更の周知 エンシュア等の栄養保持目的利用が保険給付対象外になることを患者・医療機関に周知する。
令和8年(2026年)6月1日 施行
掲載情報は厚生労働省・日本薬剤師会の公表資料に基づきます
最新情報は 厚生労働省公式サイト をご参照ください

© 2026 幸畑薬局 | 本ページの情報は参考情報です。算定要件等は必ず公式通知でご確認ください。
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