今春の花粉症について、気象情報会社ウェザーニューズ(東京)が同社携帯電話サイトの利用者らに尋ねたところ、43・3%が「ここ数年の症状と比べ重い」と回答した。「同じくらい」は39・4%、「軽い」は17・3%だった。
前年の記録的猛暑の影響で花粉が大量に飛んだ2011年の調査では「重い」43・2%、「同じ」48・7%、「軽い」8・1%。同社は「今シーズンもかなりつらい傾向にある」としている。
都府県別では、今春の症状が重い人の割合は神奈川県がトップの53・4%で、徳島県51・9%、愛知県51・5%が続いた。上位に関東が目立つ一方、花粉シーズン入りが遅い東北や北陸は下位が多かった。
花粉症
花粉症(かふんしょう、hay fever / pollen allergy / pollen disease, 医 pollinosis または pollenosis )とはI型アレルギー(いちがたアレルギー)に分類される疾患の一つ。植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされ、発作性反復性のくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの一連の症状が特徴的な症候群のことである。枯草熱(こそうねつ)とも言われる。日本においては北海道の大半を除いてスギ花粉が抗原となる場合が多い[1](スギ花粉による花粉症についてはスギ花粉症参照)。
枯草熱も医薬品等の効能に表記される医学(医療)用語であるが、この記事では花粉症で統一する。ただし、hay fever = 枯草熱、pollinosis = 花粉症というように、古語・現代語、一般名・疾病名、の観点で呼び分けることもある。なお、pollen allergy は花粉アレルギー、pollen disease は花粉病(花粉による疾患)の意である。