青森におけるコロナに関する情報
- 青森県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は、新型コロナウイルスの感染状況について、全国的な第9波の拡大傾向が青森県にも現れ始めているとの見解を示しました。
- 直近2週間の感染者数の増加率から、感染者数の増加ペースが加速する可能性があると指摘されています。
- 青森県は医療提供体制について、「必要な人が適切に入院できる体制は維持できている」と説明しています。
- 直近1週間(7月24~30日)の1定点医療機関当たり感染者数は、前週比1.41倍の8.23人で、47都道府県別では2番目に少ないですが、青森県の増加ペースは2週連続で前週比1.4倍台となっています。
- 大西医師は「医療機関の状況を聞くと、患者が非常に増えている印象がある。当面は増えていくだろう」と見通しを語りました。
- お盆の帰省シーズンを控えた注意点については「症状がある場合、人との接触を特に注意する。感染が増えたから直ちに医療が逼迫(ひっぱく)するという状況ではなく、個人で感染対策を取りながら、社会生活と両立させるのが大事だ」と話されました。
- ここ1週間は、感染者の入院患者数が100人程度で推移しており、7月24~30日の新規入院患者数は76人で、前週に比べ20人増えました。しかし、救急搬送の急増などはみられないとのことです。