青森労災病院が「SAS」専門外来を開設
八戸市の青森労災病院(須田俊宏院長)の循環器内科が8月から、寝ている間に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の専門外来を立ち上げ、治療に取り組んでいる。耳鼻科や呼吸器科のイメージが強いSASだが、心疾患との関連も深いことから、循環器内科で並行して治療を進めるという。
睡眠時無呼吸症候群 厚生省のホームページ
眠り出すと呼吸が止まってしまうため、過眠や高血圧などを引き起こす病気。
睡眠時無呼吸症候群は眠り出すと呼吸が止まってしまう病気です。呼吸が止まると、血液中の酸素濃度が低下するため、目が覚め、再び呼吸し始めますが、眠り出すとまた止まってしまいます。これを一晩中繰り返すため、深い睡眠がまったくとれなくなり、日中に強い眠気が出現します。酸素濃度が下がるため、これを補うために心臓の働きが強まり、高血圧となります。酸素濃度の低下により、動脈硬化も進み、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。さらに、睡眠不足によるストレスにより、血糖やコレステロール値が高くなり、さまざまな生活習慣病やメタボリック・シンドロームがひきおこされます。
1時間あたり10秒以上の呼吸停止が20回以上出現するような中等症?重症の睡眠時無呼吸症候群を放置すると、心筋梗塞、脳梗塞、生活習慣病、眠気による事故、などのため、死亡率が非常に高くなるため、すぐに治療が必要です。
ひどいイビキ、睡眠中の呼吸停止がある場合には速やかに専門の医療機関で検査・治療を受けることが大切です。
糖尿病患者の半数が超過=合併症予防の血糖目標値―循環器病研究センター
治療を受けている糖尿病患者のうち半数は、血糖が合併症予防の目標となる値より高いことが国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)などの調査で分かった。特に50代後半から60代に高い人が多く、研究グループは仕事や家族の介護などで忙しく、食事の管理などが十分できていない可能性があるとみている。
H7N9型鳥インフルワクチン開発へ…厚労省
厚生労働省は2日、中国で今春、感染が広がった鳥インフルエンザ(H7N9型)のワクチンを開発することを決めた。
同日開かれた専門家会議で了承された。今後、ワクチンメーカーに協力を求め、早ければ今月中にも開発を始める。
H7N9型ウイルスの人への感染は今春、中国で初めて見つかった。先月11日までに中国と台湾で135人が感染し、44人が死亡したと報告されているが、人から人へと持続的に感染する状況にはなっていない。
カネボウ 新たに1400人余に症状
NHKニュース
カネボウ化粧品の「美白効果」をうたった化粧品の利用者に肌がまだらに白くなる症状が出ている問題で、新たに1400人余りに症状が出ていることが確認され、会社側が症状を確認した人は合わせて8600人以上となりました。
2013年9月3日 読売新聞 カネボウ化粧品の白斑被害、6690人に
カネボウ化粧品は2日、美白化粧品で肌がまだらに白くなる白斑の健康被害が起きた問題で、8月25日時点の被害者数が6690人だったと発表した。