子の神経性やせ症、依然深刻=22年度、コロナ前の1.4倍―国立センター全国調査 11月19日

 

子の神経性やせ症、依然深刻=22年度、コロナ前の1.4倍―国立センター全国調査 11月19日

https://medical.jiji.com/news/57939
 

  • 立成育医療研究センターの全国調査によると、神経性やせ症と診断される子どもの数が、新型コロナウイルス流行の3年目でも依然として深刻な状況である。
  • 22年度の神経性やせ症患者数は、新型コロナウイルス流行前の約1.4倍に増加している。
  • 経性やせ症は、極端な食事制限や過食後の吐出行為により体重が正常よりも大幅に減少する疾患で、日常生活に支障をきたす恐れがある。
  • 22年度の初診患者は、男児31人、女児245人の合計276人で、流行前の199人から約40%増加。
  • 規入院患者は183人で、流行前の約1.6倍になっており、重症化する子どもが増えている可能性がある。
  • 査責任者は、学校行事の中止や黙食推奨が子どもたちの心身に与えた影響が大きいと分析し、教師や保護者が子どもとのコミュニケーションを強化することが重要であると訴えている。

 
 

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