★ 世界初“歯が生える薬”実用化へ 日本 研究グループが臨床試験
- 大阪市の北野病院などの研究グループが、マウスを使った実験で世界初となる「歯が生える薬」の開発を進めています。
- この薬の開発は、特定のタンパク質の働きを抑えることで歯が成長することを発見したことから始まりました。
- この薬は、歯が欠損している健康な成人の歯を生やす治験を、2024年9月から京都大学医学部附属病院で始める予定です。
- 薬は口腔内ではなく、腕から点滴で投与するというこの治験。
- 体の思わぬところから歯が生えてしまう…なんてことは起きないとのこと。
- 研究グループは今後治験を先天性無歯症の子どもにも広げ、2030年の実用化を目指すということです。
- また、この薬を使って乳歯や永久歯に続く「第3の歯」を生やすことに成功したということで、虫歯などで永久歯を失った人への治療にも活用したいとしています。
