認知症予防のパチンコ 開発中

光や音で娯楽を演出するパチンコを介護現場で役立てようと、 群馬県桐生市の中古パチンコ台販売会社が、福祉向けの台の 開発を続けている。 先月末からは市内のデイケア施設など2か所に試験的に設置。 関係者は、玉の方向を考えたり、指先の力を調節したりすることが 認知症予防につながると期待する。 「あらやだ。大当たりがきちゃったわよ」。 桐生市川内町の通所介護施設「モン・クール」に

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糖尿病の簡易検査、薬局に受診勧奨を委託

東京都足立区は区薬剤師会と連携し、 薬局での簡易検査で糖尿病が疑われた人が医療機関を 受診するまで勧奨を続ける「糖尿病重症化予防フォロー事業」を 今月15日からスタートさせる。 薬局などによる検体測定室の開設届け出は全国で相次いでいるが、 その先駆けとなった地域として検査だけで終わらず、 確実に診断・治療につなげようという取り組みだ。 【烏美紀子】 足立区では2010年秋か

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消えた年金 14万6000件回復

◇第三者委が報告書 15日閣議で廃止決定へ 払った保険料の記録がなくなる「消えた年金」問題を審査する 総務省の年金記録確認第三者委員会は14日、設置された 2007年6月以降約30万件の申し立てがあり、このうち 約14万6000件の記録を回復したなどとする報告書をまとめた。 業務は今年3月から既に厚生労働省に引き継いでおり、 第三者委は15日の閣議で廃止が決まる予定。 第

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糖尿病性腎症薬の臨床評価方法で指針案

糖尿病の合併症である糖尿病性腎症の治療薬に関する臨床評価方法の ガイドライン案を厚生労働科学研究班がまとめたことを受け、 厚労省は8日、ガイドライン案についてパブリックコメントの募集を始めた。 案には、自覚症状や他覚所見といった同治療薬の臨床試験における 留意点などが盛り込まれている。募集期間は来月8日まで。 松村秀士 糖尿病性腎症をめぐっては、患者数が増加傾向にあり、心血

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若年認知症 8割の人が職失う

65歳未満で発症する若年認知症の人の生活調査で、 就労経験のある人の約8割が、自主退職や解雇で仕事を 辞めていたことが分かった。 障害・老齢年金を受給している人は4割に届かず、 経済的な苦境に追い込まれがちな実態が浮き彫りになった。 調査は、認知症介護研究・研修大府センター(愛知県大府市)が 厚生労働省の補助を受けて実施。 愛知、大阪、岡山、長崎など15府県の医療機関と介

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