ノロ集団感染、病院不手際で拡大 宮崎で6人死亡

2013/01/15 19:19 【共同通信】  ノロウイルスの集団感染で入院患者6人が死亡した宮崎県日南市の医療法人春光会東病院は15日、嘔吐物や便の不適切な処理など、病院側の不手際が感染拡大の要因だったとする院内の検証結果を県に報告した。  病院によると、男性患者が昨年12月12日、嘔吐と発熱の症状を示して最初に発症。同22日までに患者30人、職員14人が発症し、うち高齢の患者

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「卵子バンク」事業を開始 早発閉経患者向け、国内初

2013/01/14 19:41 【共同通信】  不妊治療専門医や卵巣機能が低下する患者の関係者らでつくる民間団体「卵子提供登録支援団体」(岸本佐智子代表)は14日、早発閉経など卵子がない患者向けに第三者から健康な卵子の提供を募る「卵子バンク」を目指した事業を始めると発表した。  匿名で無償のボランティアを登録し、医学的な条件が合った患者に提供する。登録の受け付けは15日に開始。海

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薬ネット販売禁止「違法」…国敗訴、解禁状態に

2013年1月12日 読売新聞  一般用医薬品(市販薬)のうち、副作用のリスクが高い製品のインターネット販売を一律に禁止した厚生労働省令は違法だとして、通販会社2社がネット販売できる権利の確認などを国に求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(竹内行夫裁判長)は11日、「省令の規定は違法で無効」として、国側の上告を棄却する判決を言い渡した。  2社の販売権を認めた2審・東京高裁判

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甲状腺4・6ミリシーベルト 浪江町民の被ばく、弘前大

2013/01/12 00:00 【共同通信】  東京電力福島第1原発事故後、福島県浪江町の一部町民が受けた放射性ヨウ素131による甲状腺の内部被ばく量は、推定で最大4・6ミリシーベルトだったことが11日、弘前大被ばく医療総合研究所(青森県弘前市)の床次真司教授のグループの研究で分かった。  国際原子力機関が甲状腺被ばくを防ぐため安定ヨウ素剤を飲む目安としているのは50ミリシーベル

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自分への移植、拒絶なし iPS細胞、マウスで確認

2013/01/10 03:00 【共同通信】  自分と同じ遺伝情報を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った皮膚や骨髄の細胞の移植を受けても、ほとんど拒絶反応が起きないことをマウスの実験で確認したと放射線医学総合研究所(千葉市)などのチームが10日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。  米国の研究者が2011年、マウスのiPS細胞を元のマウスに移植すると体が異物と認識して

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