韓国 MERS病院名を訂正 非難続出

【ソウル聯合ニュース】
韓国の保健福祉部は7日、
中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの
感染者が発生した6病院と一時滞在した
18病院のリストを公表したが、
一部病院の所在地と名前に間違いあった。
 
これに対し、政府のずさんさを
非難する声が続出している。
 
同部は約3時間後に、訂正したリストを再公表した。
 
同部は当初、感染者が一時滞在した病院のうち、
「聖母家庭医学科医院」の所在地を「京畿道軍浦市」としたが、
「ソウル市城東区」に訂正した。
 
京畿道平沢市の「平沢プルン病院」は「平沢プルン医院」に修正するなど、
2病院の名前を訂正。「汝矣島聖母病院」の所在地は「ソウル市汝矣島区」
から「ソウル市永登浦区」とした。
 

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崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政部長官は同日の
記者会見で、病院名の公表が遅いとの指摘に対し、
「(感染が疑われるなどの)通報への対応などを準備してからリストを
公表する必要があるため、2~3日の準備作業を経て公表した」
と述べた。
 
韓国政府はこれまで、国民の不安を増幅させる副作用の懸念があるなどとして
病院名を公表しなかった。
 
崔氏は「副作用より、MERSの早期終息のために(公表を)決めた」と説明したが、
初歩的なミスを犯す当局に対する信頼はさらに低下するとみられる。
 
引用:MERS病院名を訂正 非難続出
 

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