全国の風疹患者2千人超 大流行の恐れも

2013/03/26 18:49 【共同通信】  国立感染症研究所は26日、今年の全国の風疹患者数が21日までに累計2千人を超えたと発表した。全数報告の対象になった2008年以降で最多だった昨年1年間の2353人に迫る勢いで流行が拡大している。妊娠初期の女性が感染すると、赤ちゃんに心臓疾患や難聴といった「先天性風疹症候群(CRS)」が起こる可能性があるため、専門家は妊娠前のワクチン接種な

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石川で漢方自給 耕作放棄地で栽培

北国新聞 2013年3月24日 石川で漢方自給 耕作放棄地で栽培  金大、石川県立大の教授と民間会社でつくるグループ「くさのね」が、4月から漢方薬 の原料となる薬用植物の生産に乗り出す。薬用植物は、最大産地の中国への依存状況から 「第2のレアアース(希土類)」とも呼ばれ、価格が高騰している。グループはこの現状 をビジネスチャンスととらえ、県内の耕作放棄地計1万1100平方メートルで栽培す

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「新世代」抗うつ薬、慎重投与を 18歳未満、厚労省警告指示へ

2013/03/23 02:00 【共同通信】  1999年以降に国内で承認された「新世代」と呼ばれる抗うつ薬は、18歳未満に投与した際の効果に疑問があるとして、厚生労働省が「投与は慎重に検討すること」との内容を添付文書の「警告」欄に記載するよう、製薬会社に近く指示する方針を固めたことが22日、分かった。  海外の試験で、18歳未満のうつ病患者に薬の有効性を確認できなかったのが主な

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花粉症で「症状重い」43% 気象会社が調査

2013/03/22 05:20 【共同通信】  今春の花粉症について、気象情報会社ウェザーニューズ(東京)が同社携帯電話サイトの利用者らに尋ねたところ、43・3%が「ここ数年の症状と比べ重い」と回答した。「同じくらい」は39・4%、「軽い」は17・3%だった。  前年の記録的猛暑の影響で花粉が大量に飛んだ2011年の調査では「重い」43・2%、「同じ」48・7%、「軽い」8・1%

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不要なiPS細胞、光で判別 産総研が薬剤開発

2013/03/19 20:45 【共同通信】  体のさまざまな細胞に成長させられる人工多能性幹細胞(iPS細胞)を移植に利用する際に、目的の細胞に成長せずに、不要となったiPS細胞を光らせ判別できる薬剤を開発したと産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などのチームが19日、発表した。  成長しなかったiPS細胞を残したまま移植すると、本来あるべき細胞ではない別の細胞ができてしまう恐

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