2型糖尿病治療の最新アルゴリズム改訂版公開 11月7日
https://medical.jiji.com/news/57865
- 本糖尿病学会が「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム(第2版)」を公式ホームページで公開。
- 22年9月の初版発表から1年2カ月ぶりの改訂。
- 薬チルゼパチドの位置付けを追記し、糖尿病治療薬の最新情報を反映。
- ルゼパチドは、血糖改善効果が高く、体重減少効果もあるため、肥満・インスリン抵抗性のある糖代謝だけでなく、脂質代謝改善効果も期待。
- 肥満例へのチルゼパチド投与は慎重な判断が必要とし、安全性に関して胆石、急性胆道系感染症、急性膵炎のリスクに注意を促す。
- な改訂点は、肥満合併例へのチルゼパチド追記、インスリン抵抗性の評価法の追記、HbA1c目標未達成時の対応変更、チルゼパチドのリスクとベネフィットの追記、副作用と効果持続性の考慮、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)への言及。