厚労省、ビデオ通話服薬指導を条件に医薬品のネット販売検討 11月25日

概要: 厚生労働省は、薬剤師がビデオ通話での服薬指導を行うことを条件に、インターネット販売を検討しています。
背景: 2014年から、市販薬の一部のオンライン販売が認められていました。2020年の新型コロナウイルスの流行を受けて、医師の処方が必要な薬のネット販売も特定条件下で可能となりました。
対象薬品: 「要指導医薬品」（医師の処方箋が不要な風邪薬など）のインターネット販売が検討されています。これにより、ほぼすべての医薬品がオンラインで販売可能になる見込みです。
例外と規制: 緊急避妊薬など特定の薬は除外されます。また、乱用のリスクがある薬は厳しい規制が検討されており、20歳未満の複数購入を禁じるなどの措置が取られます。
今後の展開: 厚生労働省は専門家の会議で議論し、再来年以降の医薬品医療機器法の改正を目指します。