日本におけるはしか感染拡大のリスクと予防策 3月13日


はしか感染 国内で広がる可能性なぜ #みんなのギモン|日テレNEWS NNN
 

  • 東京都で2日連続ではしか感染者が確認され、感染拡大の可能性が指摘されています。感染者は空港、新幹線、ファミレスなどを訪れていました。
  • はしかは非常に感染力が強く、人から人への接触や飛沫、空気感染を介して広がります。免疫のない集団では、1人の発症者から多数に感染が広がる可能性があります。
  • 潜伏期間は10~12日で、初期症状は風邪に似ていますが、その後に高熱と全身の発疹が現れます。特効薬はなく、対症療法での回復を待つしかありません。
  • 重症化すると肺炎や中耳炎、脳炎を引き起こすことがあり、特に妊娠中の感染は流産や死産のリスクを高めます。
  • 2023年の世界的なはしか感染者数は約30万人で、前年比1.8倍。新型コロナウイルスの影響ではしかワクチンの接種機会が減少し、流行リスクが高まっています。
  • 日本でも新型コロナ流行中にはしかワクチンの接種が遅れた人がおり、感染者増加の可能性があります。また、外国からの観光客の増加も感染リスクを高める要因です。
  • はしかの予防には、ワクチン接種が最も効果的。生涯の免疫を得るには2回の接種が推奨されています。抗体検査で自己の免疫状態を確認することも可能です。

 
 

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